こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,186 内緒のバー

晩、妻が子供を連れて実家に帰った。

しかし、心配していただかなくてもいい。

ただ、用事があって帰っただけで、

喧嘩したわけでも、夫婦の危機が訪れたわけでもない。

いまだ我らの愛は健在なのである。

 

さて、当然の如く、私は夜の時間を持て余すようになってしまった。

皆様は、時間があればなにをするであろう?

映画を見るのもよし、小説に耽るもよし、テレビを見てまったりしてもよし。

やることは自由である。

そんな中、私は、久々に夜の田舎の町に出ようと企んだ。

このブログで何度も寄稿しているが、

私はアートが大好きである。

ことに音楽を愛してやまない。

私の選んだ夜の過ごし方は、ジャズバーに行くことであった。

私の行きつけのジャズバー。

実は妻とそこで知り合った。

 

ジャズバーと言えば、敷居が高いと思われがちだろう。

しかし、我が行きつけのジャズバーはかなり敷居が低い。

なんといっても、マスターがフランクで、

働いているバイトの女の子もかわいらしく話しやすい。

お客様が少なくなれば、私の無茶苦茶な演奏を許可してくれるし、

音楽好きからすれば最高な場所なのである。

 

そんなジャズバーに、私は、妻に内緒で、バーボンをボトルキープしている。

ジャズにバーボン…。

べたべたな組み合わせであるが、

自分はお洒落な男だと錯覚することができ、現実から一時避難できる最高のアイテムである。

 

私は、昨日、ちびちびとバーボンをすすり、

店のBGMに酔いしれていた。

そこで、こんな出会いがあった。

なんと、私の出身地である、とある政令指定都市からIターンしてきた女性がいたのである。

まさか、こんな田舎で故郷が同じ人に出会うとは思っていなかった私のテンションは一気にあがった。

地元トークで盛り上がる私…。

久しぶりの感覚であった。

 

テンションが上がった私はよせばいいのに、

マニアックな小説や音楽や映画の話をしまくった。

女性は若干引いていたかもしれないが、

私の血管には、アルコホールが駆け巡っているのである。

相手の引き具合なんぞ何のその。

永遠に話しまくっていた。

 

そして、ボルテージが上がりきったとき、

私はこういった。

 

「そういえば、最近曲作ったんだよね。聞いて。」

 

有無を言わさぬ失礼な言い方である。

てっぺんを超え、お客さんも少なくなっていたので、

マスターは快く私の演奏を許可してくれた。

 

そして、まだだれにも聞かせていなかった自作の曲が披露されることになる。

結果は…。

まぁ、

へへ、

はぁ、

うん、

こんなものであろう。

なにせ練習一つもしないのである。

さんざんであった。

 

最後に女性からひと言。

「曲はよかったですよ。」

素晴らしいフォローであった。

 

酒は飲んでも飲まれるな。

飲んだくれるのは河島英五の歌だけでいい。

酒の失敗、我が経験。

とはよく言ったものである。

 

今日は息子の誕生日。

おそらく家ではパーティーをするだろう。

家にはワインを買っておいてある。

どうなることやら…。f:id:syufuninaru:20181114084947j:image山椒が元気になった。魚がうまくなる。