こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,173 久々に作曲をしてみた

のブログで何度かお話をしているが、

私には、アーティストを目指していたという黒歴史がある。

アーティストというのは、絵を描くあのアーティストではなく、

音楽に歌詞を乗せて、自分を表現するあのアーティストである。

10代後半から、20代前半にかけて、

私は本当に音楽で世界を目指すつもりであった。

例え、人生を棒に降ったとしても、

傍に音楽がありさえすれば素晴らしい人生が送れると思っていたのである。

しかし、現実はそんなに甘くない。

小さな音楽事務所に所属し、数枚のCD (あの時はまだ、データ配信の時代ではなかった。)を出し、カラオケにも自分の曲を入れていただいたのだが、

結果は鳴かず飛ばず…。

今では、その過去はすっかり黒歴史と化してしまった。

 

だが、よくよく考えてみれば、

あの頃の私があるから、今の私があるのであって、

音楽をやっていたおかげで、楽器が演奏できるし、

嫁さんと知り合ったのも、音楽がきっかけだし、

悪いことばかりではない。

何より、楽器が演奏できて、作詞作曲ができる人なんてそういないだろう。

いたとしても、過去にCDを出したことがある人や、

自分の曲がカラオケ配信された人なんぞ多くはないはずである。

アーティストを目指していた自分も、そんなに悪いものではない。

 

さて、そんな私であるが、ごくたまに、

音楽がやりたくて仕方がなくなる時がる。

実はここ昨日がその時であった。

そんな時私は、ギターを引っ張り出して、ジャカジャカやって、

その気持ちを発散するのである。

しかし、昨日はなんだか少し雰囲気が違った。

なんと、私の脳内に、どこからともなくメロディが降ってきたのである。

実に10年ぶりの感覚であった。

私は五線譜を引っ張り出して、そのメロディにコードをつけ始めた。

そこで私は大変なことに気がついたのである。

 

その大変なことというのは、やはり私には才能があるということである。

滝のように流れ出る歌詞とメロディ。

ペンを持つ私の右手は止まらなかった。

ものの2時間ほどで一曲を完成した私。

悦に入りまくっていた…。

 

そして…。

妻と子供が家に帰ってきた。

私はギターを抱えて、妻と子供を出迎え、こういった。

 

「久々に曲を作ったぞ!かなりいい曲が完成した!聞いてくれ!」

 

ジャカジャカとギターを鳴らす私。

玄関で気持ちよく一曲を歌いきったのであった。

だが、妻と子はこういった。

 

「なんか、古臭い。10年前って感じ。」

 

そう、私のセンスはもう古いものと化していたのである。

時代の流れによって移り変わる音楽の世界は実に難しいのだと痛感した私であった。f:id:syufuninaru:20181031084436j:imageブロッコリー

虫達の痕跡がすごい…。