我が息子(間も無く二歳)が発熱した。
どうやら、季節の変わり目に伴い、風邪をひいてしまったようだ。
気温が低くなると風邪をひくとはなんとも素直な体である。
病院に行くと、Dr.も鼻で笑い、
「風邪ですね」
と一言。
見るまでもないということなのだろう。
咳をして、鼻水をして、熱がある子供…。
私がDr.であっても、同じ診断をしたことだろう。
Dr.は風邪薬を処方してくれた。
さて、自宅に帰ると、嫁が電話で義母とはなしをしていた。
どうやら、子供が発熱してしまったから、祖父母の家に泊まりたいと相談しているようである。
我が家では、子供が発熱した時、祖父母の家に泊まることになっている。
理由は、家が近いことと、子供がおばあちゃん子であること。
そして、何より子供を見てもらうことができ、親が楽だからである。
さらには祖父母も孫の顔を見ることができ、喜んでくれる。
これほどまでに美しい一石二鳥はなかなか無いのではないだろうか。
子供の病気を治そうと思えば、薬よりも祖父母なのである。
だが、以前もお話ししたが、我が息子はなかなかの阿呆で、どれだけ熱が出ようと走り回る。
以前は40度近い熱が出たというのに、走り回っていた。
昨晩の熱は38度2分…。
普通の人なら体がだるくなり、動けない程であるが、息子のパワーは凄かった…。
祖父母が汗だくになり相手をしていたのはまた別の話である。季節は肌寒くなって来たが、バラは元気である。