こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,120 子供の心配、親の見栄

前にも似たようなブログを寄稿したかもしれない。

だとしたら、私のブログ常連さんには、面目無いこととなってしまう。

だが、ブログを100記事以上も書いているとそんなことも起こり得るだろう。

温かい目で見守ってほしい。

 

さて、以前私は5歳になる娘に

「卒園が近づいたらディズニーランドに行こう」

と約束をした。

ディズニーランド…。

政令指定都市出身の私は、何度も行ったことがあるのだが、

ド田舎生まれ、ド田舎育ちの娘は行ったことがない。

理由は一つ。

遠いからだ。

旅費を使い、ホテルに泊まり、飯を食べ、ディズニーランドに入園すると、家計が火の車になってしまう。

親としては連れて行ってやりたいのだが、裕福とは言えない我が家の通帳を眺めていると、どうしても尻込みしてしまう。

娘にとってディズニーランドに行くことは、

黄泉の国よりも遠い向こうの話なのである。

しかし、小学校に入ってしまうと、ディズニーランドに行くタイミングはますます無くなってしまう。

行くなら保育園の間しかない。

よって、私は現在、お金を一生懸命溜めているのである。

 

昨日、保育園のお迎えにいった私は、子供を連れて晩飯の買い物をしに、スーパーへ立ち寄った。

下の子(下の子は間も無く2歳になる男児である)をカートに乗せ、

娘の手を繋ぎ、

しばらく店内を歩いていると、

お菓子の陳列棚が目に止まった。

たまには子供に好きなお菓子を買ってやろうと思った心の優しい私は

「なんでも好きなお菓子選んでいいよ」

と、にこやかに娘に言った。

いつもなら親の財布の中身なんぞ気にしない娘である。

お菓子と言う目的を忘れ、ラムネ一つしか入っていない、

"お菓子を買っているのか、オモチャを買っているのかわからない高級品"

を選ぶこともしばしばである。

だがしかし、昨日は何故かお菓子の陳列棚の前で、急にモジモジと体をひねり始めたのである。

 

私はそんな娘の様子を見て、オシッコを我慢してるのではないかと訝しんだ。

「どうした?しーしー?」

ここは公共の場である。

レディーである娘のプライドを傷つけないよう、小声で声をかける私。

しかし、娘は私にこう言ったのである。

「あのね、今お菓子買ったら来年ディズニーランド行けなくなるでしょ?」

なんで健気な娘であろうか。

 

お菓子なんぞ数百円である。

今お菓子を買ったとしても、ディズニーランドで食べるチュロスが一本減るだけである。

余りの愛らしさに、私は娘を抱きしめてやりたくなった。

 

余りの健気さに、娘に甘々デレデレの私は、その後お菓子を大量勝手やった。

パパは金持ってるんだから、子供がそんな心配しなくてもいいと言う、私なりの見栄であった。

 

家に帰り、娘は大喜びで買ったお菓子をママに自慢した。

その娘の顔…。

今思い出してもにやけてしまうほどいい笑顔であった。

だがその後、意味もなくお菓子を買いまくった私は、

からしっかりと叱責を食らう。

因みに、来月の私のお小遣いが減らされることになったのは、また別の話である。f:id:syufuninaru:20180908090453j:imageここにあった朝顔は全部引っこ抜いた。夏の間だけだったけど、ご苦労さん。