こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,108 アンビリーバボー

供の食事は正にアンビリーバボーである。

 

まず、箸は使用しない(時が多い)。

使うのは己の両手である。

想像に難くないと思うが、両手は悲惨な状態になる。

 

飲み物は口の中に流し込んでいるように見えるが、

実際は口の両端から流れ出ている。

服は水遊びをした後の如く、ビショビショである。

 

さらに、一回の食事で二、三度は食器を床に落とす。

当然、陶器やガラス製の食器は使うことができない。

使うのはキャラクターの描かれたプラスチック製の食器である。

 

と、まぁ、我が家の飯の時間は子供のお下品な食事マナーとの戦いなのである。

そんな毎日を繰り返す我が家の食事であるが、

昨晩、息子がとんでもない食事方法を編み出してしまった。

 

初め、我々一家はいつも通り楽しく食卓を囲んでいた。

今日1日の出来事を振り返り、

来週の予定を話し合い、

妻とは好きな音楽や小説の話で盛り上がった。

 

話は少し逸れるが、私は家族で囲む食卓が大好きである。

1日で一番贅沢な時間は食事の時間といっても過言ではない。

やはり家族みんなで食事をすると言うのはとても大切であると思う。

今更であるが、サザエさんが日本の理想の家であることは間違いないだろう。

 

さて、本題に戻ろう。

楽しく食事をしていた我々だが、

更に場を盛り上げるアンビリーバボーな出来事が起きてしまった。

その犯人は、やはり息子である。

 

私が米のお代わりをするために立ち上がった直後、妻の甲高い叫び声がリビングに響き渡った。

「あんた何やってんの!?」

事故でも起こったのかと思い、私は茶碗に米をよそう手を止め、現場を確認しにいった。

 

なるほど、私は直ぐに妻の叫び声を理解した。

そこに信じられない光景が広がっていたのである。

 

なんと息子が素手で米を掴み取り、

お茶の入ったコップに入れていたのだ。

通常、お茶漬けを食べたいとしても、お茶をお椀の中に入れるのが普通である。

だが、創意工夫に長けた我が息子は、

その逆をやってのけたのであった。

 

そして息子は我々夫婦にこう言った。

 

「いる?」

 

いるわけがない。

食事は見た目からだと、かの有名な料理人「黒足のサンジ」も言っていた。

 

その後息子は、まるでお茶を飲むかのように、

オリジナルのお茶漬けを飲んでいた。

 

食後、後片付けがいつもより面倒であったのははまた別の話である。f:id:syufuninaru:20180827080041j:image久しぶりに見ると、庭のデコポンが少し大きくなっていた。