こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,89 アーンしてアーン

が子(我が家には、5歳の娘と一切の息子がいる。)は仲が良い。

朝起きたら、朝食時の座る場所を巡って喧嘩。

保育園に行く時は、車に乗車する順番を巡って喧嘩。

おやつを与えれば、少しでも大きな方を取ろうと喧嘩。

とまぁ、それはそれは最高に仲良しなのである。

 

そんな2人であるが、昨晩は微笑ましい光景を見ることができたので、

みなさまに報告しようと思う。

 

これは昨晩、晩御飯時の出来事である。

昨晩、我が家の晩飯はハヤシライスであった。

我が家では、家族4人で食卓を囲み、

今日あった出来事を話しながら食事を取るのが常である。

 

食事は家族が一つになれる大切な時間と私は思っている。

もちろん、妻の仕事の都合で一緒に食事が取れないときもあるが、

このしきたりは子供達が思春期を迎えても続けるつもりである。

 

さて、話を続けよう。

昨晩、何故か娘の機嫌がすこぶる悪かった。

私が話しかけても、プイ。

大好きなミニトマトを分け与えても、プイ。

妻曰く、どうやらピアノ教室で、

ピアノの演奏がうまく行かなかったようだ。

私の娘は結構な気分屋で、そして我儘な女である。

こうなってしまえば、いつもの愛くるしい笑顔を見ることは難しい。

このままでは楽しいはずの晩御飯が暗い晩御飯となってしまう。

私はほとほと困ってしまった。

 

そんな私を助けてくれたのは、

空気の読めない我が息子であった。

このブログで度々紹介しているが、

我が子はなかなかの阿呆でマイペースな男である。

娘の機嫌が良かろうが悪かろうがそんなものはお構いなしなのである。

昨晩はそんな息子の性格が我が家に笑顔を運んでくれたのであった。

 

息子が突然、さじに自分のハヤシライスを乗せ、

娘に差し出し、こう言ったのだ。

 

「ひゃい、アーン。ひょらアーンして。」

 

息子は何故かハ行が「ヒャヒィヒュヒェヒョ」となるのだ。

その言い方が、やたらと面白く、私も妻も思わず笑ってしまった。

 

「ひょら。ひょら。アーン。ひょーら。」

 

明らかに人をおちょくった言い方に聞こえる。

しかし、息子は真剣なのであった。

 

「ひょら。ひょら。」

 

始め笑いをこらえていた娘であったが、

徐々に顔から笑顔が零れ落ちた。

子供といえど、娘には女のプライドがある。

笑うつもりなんてなかったのだろう。

証拠に、娘は笑いながら「もー!」と怒りを表現していた。

娘は間の抜けた息子の「ヒャヒィヒュヒェヒョ」に、

とうとう屈してしまったということである。

 

兄妹というのは良いものだなと思った昨晩であった。f:id:syufuninaru:20180808074956j:image冬に向けての人参。大きく育って欲しいものである。