こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,85 私のメモ書きが消えた日

い物をするとき、私は片手にメモ帳を握っている。

そうしなければ必ず必要なものを一つ二つ買い忘れるからである。

主夫歴が数ヶ月の私にとって、

メモも持たず野生の勘を頼りに買い物をする事はレベルが高すぎるのである。

 

それだけではない。

日々の生活で消耗品がなくなったときは、

台所に設置してある黒板にメモを取るようにしている。

洗濯洗剤がなくなれば、白墨を使い「洗濯洗剤」と記入し、

息子のオムツがなくなれば、「オムツ」と記入する。

ある程度黒板が白墨で埋め尽くされれば、

それをメモ帳に転記し、買い物袋に放り込むのである。

 

つまり、私にとってメモ帳と黒板は、

生活必需品を買い揃えるためのマストアイテムなのである。

決して落書きをするための道具ではない。

 

だが、自分の思う通りにいかないのが人生である。

メモ帳や黒板といった単純な道具ですら、

時として事件に巻き込まれることがあるのだ。

 

昨日の昼過ぎ、私は、次買う予定の生活消耗品をいくつか黒板に書いた。

火曜日から少しづつ書き溜めていたため、

黒板は、もはや記入スペースが見当たらないほどになっていた。

誰が見ても、そろそろメモ帳に転記しなければいけないと思うほどの単語がそこに記されていたのである。

だが、昨日の私は、メモ帳への転記をサボってしまった。

理由はわからない。

気分が乗らなかったとしか言いようがない。

 

このブログの読者もきっと、

やらなければいけないのに、

面倒臭いがために後回しにしていることが一つくらいはあるだろう。

面倒な作業を後回しにするという事は、

誰しもが経験することなのだ。

しかし、忠告しておこう。

神様は見ている。

面倒な作業であっても、

気がついたらすぐ行動に移すべきである。

そうでなければ、昨晩の私のように失敗することとなる。

 

夜、私はいつも通り、家の掃除をしていた。

子供達が砂だらけで家に入ってくるおかげで、

昨日も、掃除に結構な時間がかかってしまった。

疲れ果てた私は、つかの間の休憩を取ろうと、

椅子に腰を下ろした。

その時である。

私の目に信じられない光景が入り込んできたのだ。

 

私が家事をしている間、

子供達(私の家は一姫二太郎である)は、

別の部屋で自分の好きなことをしているのが常である。

時にはお絵かきであったり、

時にはテレビ視聴であったり、

時には喧嘩をしている…。

だが、別室にいるはずの子供達が台所にいたのである。

子供達の手には白墨…。

目の前には黒板…。

もうお分かりだろう。

買い物リストを書いていた黒板には、

それはそれは素敵な絵画が描かれていたのである。

火曜日から書き溜めておいた買い物リストは、

すでにアンパンマンやお花の下に埋れてしまっていた。

私の買い物リストは、子供達の作品の下地となり、

マルク・シャガールも真っ青になるくらいの芸術作品を作り上げたのである。

 

本日2度目の忠告だが、

読者の皆様、面倒なことを後回しにするのは極力やめたほうがいい。

でなければしっぺ返しをくらうこととなる。

f:id:syufuninaru:20180804084009j:imageペチュニアとても綺麗。