こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,76 ポエムとは?

エムとは詩の事である。

そんな事は誰でも知っている事だろう。

私は昔からポエムを書く。

気持ち悪いだなんて思わないで欲しい。

音楽を諦め(私は過去にミュージシャンを目指していた。ご存知ない方は私の過去を参照されたい。)、自分を表現する方法が、これしかなかったのだ。

詩人になると言う事は、実に簡単な事で、

紙とペンを用意すれば、自分を表現できる。

それが、一銭にもならないとしても、

文字を書き始めればもう立派な詩人である。

こんなに簡単な自己表現は世の中を探してもそうないだろう。

噂によれば、詩で生計を立てているのは谷川俊太郎大先生たった1人だけだと聞いたことがある。

短歌を詩と考えるなら、俵万智先生もそうかもしれない。

日本国内に1億数千万人の人間がいると言うのに1人や2人しか詩で成功していないのである。

そんな狭き門をぶち破ろうとしていたのだから、

私は大バカもの以外の何物でもないだろう。

しかし、もし奇跡が起こるとすれば、

いつか自分の溜め込んだ詩が世に出て欲しいと今でも思っている。

 

今でも私は1日に一つはポエムを書く。

主夫なのだから、ポエムを書く時間は取れるのである。

妻と子供達が家を出て、一通りの家事を終わらせた時がその時間である。

片手にペン。

机の上には紙を用意し、

私は毎日シコシコとアイデアを練っている。

ちなみに、ポエムを書く時間が一番の幸せだと言う事は友人の誰にも話してない。

そんなことを言えば、気持ち悪いと思われること請負だからだ。

 

ポエムのネタは、このブログと同じように、

子供のことや、自分が過去に経験してきたことが主である。

 

昔こんなことがあった。

ド田舎の金融機関に勤めていた時である。

よせば良いものの、私は仕事中にもかかわらず、

大学ノートにポエムを殴り書きしていた。

もちろん、そのノートは誰にも見せることのできない大事なノートである。

言ってしまえば、私の下半身のようなものだ。

万が一誰かに見られるようなことがあれば、

私は羞恥の井戸から這い上がれない。

だが、私はそのノートを職場の何処かに落としてしまった。

真面目に仕事の内容だけをメモしたノートなら誰に拾われようが平気であるが、

ポエムを誰かに読まれるようなことがあれば、

私は今後、仕事に出られないほどの恥ずかし目を受けることになる。

私は焦燥の念に駆られてしまった。

 

焦った私は机の中や、机の下。

営業車の中までくまなくそのノートを探したのである。

しかし、結局ノートは見当たらなかった。

その晩、私はショックのあまり、晩飯も喉に通らなかった。

 

オチは皆様が予想した通りである。

 

数日後、職場の女の子が私のノートを手に、

私のデスクに現れた。

「ノート落としてましたよ」

そう一言言った女の子は、明らかに口角が上がっており、

笑いをこらえるのに必死そうであった…。

想像してほしい。

他人に預金額ゼロの通帳を見られたときの恥ずかしさを…。

それほど私は恥ずかしかった。

 

それから、私は落し物だけには気をつけている。

このブログの読者に言っておこう。

ポエムを書いた大学ノートだけはなくしていけないと…。f:id:syufuninaru:20180726081507j:imageボチボチ満開になると思われる。