こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,35 お小遣いについて

男女平等のこの時代、

実力さえあれば女性でもバリバリのキャリアウーマンになれる。

もちろん、共働きの家も多いだろう。

大黒柱が女性という家も多くなってきているはずである。

こんな時代であるから、私のような主夫も市民権を得つつあるのだ。

幼少期の私の親が送っていたような生活スタイルは、

とうの昔に何処かへ忘れ去られている。

 

当然、家系の財布も昔に比べ様変わりしている。

ドラえもんサザエさんが全盛期の昭和時代から、

お小遣いは家計の計算をした後に、

お母さんがお父さんに手渡す者だと相場が決まっていた。

しかし、その形態すら千差万別であるに違いない。

 

そろそろ私の家のケースをお話ししよう。

単刀直入に言うが、私の家の場合、

家計財布の管理をしているのは妻である。

 

これについては、私が主夫になる時、

お金の管理はやってくれ。

と私自らが妻にお願いをした。

と言うのも、私はお金の管理がズサンだからである。

 

例えば、結婚した20代半ば、私の貯金はゼロであった。

それどころか、車のローンを担いでたのである。

当時の私は、二日で一箱のタバコを吸い、

週に何度かお酒を飲みに外に出ていた。

趣味は楽器でバンドも組んでいたし、

オシャレに全力を注いでいた。

さらに、家に帰れば熱帯魚を育てていたのである。

プライスレス…。

趣味や付き合いにはいくら金を払っても惜しくない。

若き私はそんな馬鹿げたことを本気で実行していたのである。

 

流石に結婚してからは多少大人しくなったものの、

それでもいつ若き日の浪費ぐせが爆発するかわからない。

その上、主夫になればサラリーマンより時間も余るわけなので、

金を使おうと思えばいつでも金を使うチャンスはある。

そんな男が一家の金を管理するとどうなるであろうか…。

想像に難くないだろう。

 

そんな訳で私の家では、妻が金の管理をしている。

一家の大黒柱が金の管理をするのだ。

ドラえもんで言えば、野比のび助が、

サザエさんで言えばフグ田マスオが家計の全てを握っているようなものである。

 

贅沢しようと思えばいちいち妻の許可が必要であるが、

それでも私は満足のいく生活を送っている。

第一、男に金を持たせるとろくなことがない。

古の時代から男というのは欲に弱い生き物である。

時代は移り変わっても男の本質は変わらないのだ。

 

今ではタバコは吸わなくなった(妻がタバコ代を私にくれるわけがない)。

飲みに行くことはまずない(飲むとしても家の中で発泡酒を開ける)。

大好きな小説は中古の100円もしくは無料(私の町では年に一回、古本リサイクルイベントがあり、多くの汚れた本を無料でくれるのである)の本を読むようになった。

それでも私は幸せなのである。

でも、いつ昔の私が顔を覗かせるのかは誰にもわからないのである。f:id:syufuninaru:20180615080750j:imageうちの紫陽花は今日も元気である。