こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,24 金と引き換えに失ったもの

良く…いや、後に考えれば運悪く、とある組織に入ることのできた私(意味の分からない方はNo,23を参照されたい)ではあるが、

その後、私はしばし家族から離れ、

金のために出稼ぎに行くことになったのであった。

そして、入組初日から地獄の合宿が待っていたのである。

 

確かに給料は良かった。

研修中であると言うのに、以前働いていた金融機関の1.4倍近くの給料が振り込まれた。

しかし、金と引き換えに失う事も多かったのである。

 

まず失ったものは家族との時間である。

どういった組織に入ったのかは大人の事情で伏せておくが、

この国になくてはならない組織に入った私は、日中夜、時間を問わず働くこととなった。

家族との時間は皆無となった。

当然、そんな生活が続けば身体を壊す。

この組織を脱退するのはそう遠い未来ではなかった。

 

次に失ったものは温厚さである。

ストレスがたまり、家族に毒を吐き、弱音を吐くようになってしまった。

あの頃の私はおそらく精神疾患であったに違いない。

家族、特に妻には迷惑をかけた。

今、主夫として妻にストレスのない生活を送ってもらおうと頑張っているのは、

あの頃の理不尽な私がいたからである。

 

さらには、友人との繋がりもなくしてしまった。

日中夜働くと言うことは、友達からの遊びの誘いがきたとしても、

断らなければいけないのである。

政令指定都市からド田舎に住むようになった私はそんなに友人が多いわけではなかったが、

それでも、泣く泣く断らなければならない誘いも多かったのである。

 

手に入れたのは多少以前より多い給料とストレスだけであった。

 

ここで、ブラック企業に勤めている方に言っておきたい。

身体を壊してまで働くのは本末転倒である。

ブラック企業に勤めている方は少し心に余裕を持って考えて頂きたい。

仕事をするために生きているのではないことを…。

生きるために仕事をしていると言うことを…。

私の場合は最終的に主夫となったが、人生人それぞれである。

人が生きるにあたって、一番大切なことは文化的生活を送ることである。

日本国憲法第3章に書かれていることは、とても大切なことなのである。

 

その後、私は心療内科へ通い始めることとなる(ちなみに私は鬱病でもなんでもない。あの頃の私は、追い詰められており、話を聞いて欲しいがために心療内科へ行っていたのである)。

仕事をやめるのは間も無くのことであった。f:id:syufuninaru:20180604082437j:imageいちごが間も無くたべれる。