こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,10 田舎での生活

舎での生活は、それはそれは快適なものであった。

まず、景色が素晴らしいのである。

都会のように建物が密集しておらず、道路幅も広い。

交通量も少ないため、そこはまるでカリフォルニアの住宅街(ちなみに私は人生で一度もアメリカに行ったことはない)である。

そして空気がうまい。

これは、都会からド田舎に引っ越した誰もが思うことであろう。

やたらと山の多い母の実家は、木々が光合成を繰り返してくれているおかげなのか、

そこかしこで深呼吸してみたくなるのである。

さらには、無料で手に入る野菜…。

私の住む田舎では専業農家兼業農家も多い。

趣味の家庭菜園の規模は、都会のそれよりも遥かに本格的なのである。

”遠くの親戚よりも近くの他人”

田舎はまさに一つの集落のみんなで家族を構築していた。

都会で何社も何社も入社試験を受け続け、

その度に満員電車に揺られ、

面接では人格を否定されたかのような冷ややかな目で見られる。

そんなルーティンに疲れ切った私にとって、

田舎の生活は、実に人間味のある、まさに文化的な生活であった。

 

そんなこんなで、移住してから一週間後、

私は入社式に参加するのである。

「今日からよろしく。」

「新人さん?よろしく。」

「楽しくいこうな。」

社会経験のないミュージシャン崩れのこんな私に、

職場の方々は気さくに話しかけてくれた。

”田舎の人間はいい人が多い”

勝手にそんなことを考えていた私であったが、

まさに、私の思った通りであった。

 

私はこのド田舎の金融機関で金融商品を売って歩く営業職に任命された。

理由は特にないが、

なぜか私は確たる自信があった。

そして、その自信通り、この日から6年間、

私は営業職として目覚ましい成績を上げるのである。

 

このブログを読んだ方の中に、田舎に住んでみたいと思った人もいるかもしれない。

しかし、この時の私は田舎であるからの悩みや問題に気が付けていなかった。

そのうち、その話も書こうと思う。

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本日は花手毬を紹介する。

とても可愛い花である。