こうして私は主夫になった、、、

表現者を目指して最終的に主夫となった男のブログ

No,2 目指すところはミュージシャン

ルヴィスプレスリービートルズを目指した青春時代…。

今考えれば、髪の毛を金髪にしたりアフロにしたりせずに、周りの大学生と同じように就職活動をしていれば、今頃私はバリバリとキャリアを積んでいたであろう。

(賢くはないものの、私は名の知れた大学に通っていた。)

 

私はバンドを組んでいた。

しかし、そのバンドではポップスをやっていた。

エルヴィスプレスリービートルズとは似ても似つかないジャンルである。

ボーカルが女の子であったこともあり、レパートリーには女性視点で書かれた楽曲しかなかった。

その楽曲の全てを私が作っていたので、気色悪いことこの上ない(読者は気づいていると思うが、私は男である)。

大学の勉強なんぞそっちのけ。

就職活動なんぞもそっちのけ。

私はせっせと曲を書き、様々な場所で自信作を披露し続けていた。

 

自慢ではないが、私のバンドにはファンというものが多少なりといた。

そう、私のバンドは、地元ではそこそこ有名なバンドであった。

なんやかんやで、小さなレコード会社にも所属していた。

しかし、今考えると、中途半端に有名であるが故に私は大きな勘違いをしていた。

私はこのまま音楽一筋で食っていけるのではないかと思ってしまっていたのである。

私は大馬鹿者であった。

まさに大海を知らない蛙である。

時折、テレビや雑誌で紹介してもらうことはあれど、

バンドの財布を潤すほどにどうこうなることはなかった。

結局、私のバンドは世にいる数多くのバンドと同じように、一度も売れることなく解散してしまうのであった。

 

そして、私は気がつく。

バンドが無くなった瞬間、私はただのフリーターであったのだと…。

 

その後、しばらくの間、音楽を諦めきれない私はソロで音楽活動を続けていたが、それはまた別の話である。